訪問見積もりの時に使った値下げ方法
一括サイトを利用すると、次は業者の営業さんが実際に家に来てくれる「訪問見積り」というものが行われます。
訪問見積りでは、
- 運ぶ荷物のチェック
- エアコンやウォシュレットも移動するのか?
などの確認が行われて、営業さんが正式な見積もり料金を計算してくれます。
そして、その時が値下げ交渉のチャンスとなるのです!!
言われたままの金額で納得せずに必ず値切って費用を抑えましょう!
あんまり交渉とか慣れてない方も多いと思いますが、引越し業者に値引きをお願いするなんてコンサートのアンコールと同じで、暗黙の了解で必ずあるものと考えておいても良いと思います!
コンサートが終わって、すぐに帰るお客さんがいないのと同じように、業者さんもお願いされるのを待っているものなんですよ!
限界まで安値を引き出した方がお得な理由
訪問見積もりは、だいたい2〜3社くらいに家まで来てもらって比較すると思います。
その時、値下げ交渉をするなら、必ず1社目から限界まで料金が安くなるように粘るようにしましょう!
その理由は、もちろん料金が安くなった方がお得だからに決まっているのですが、これにはもう少し深い理由があります。
2社目以降というのは、前の業者さんが出した見積もり金額よりも少し安い料金を言ってくるものなんです!
ということは、つまり1社目で限界まで値切れば値切るほど、2社目と3社目の業者からも、より激安料金を引き出せるというわけなんです!
これは結構、大事なポイントですから、1社1社集中して交渉を頑張ってくださいね!
以下にわたしが交渉で上手くいったポイントを書いておきたいと思います。
値引き交渉で上手くいった方法
(1)引越日を平日にする
1週間のうちに引越し日が集中するのは週末なので、業者さんのスケジュールも平日は余裕がある場合が多いです。
なので、業者さんも平日の場合は、結構、割引きしてくれたりします。
わたしの場合も平日を選んだおかげで値引きしてもらうことができました。
一人暮らしの場合は、平日でも自分のスケジュールを調整しやすいと思うので、単身引越しならではのノウハウと言っても良いと思います!
(2)午後を選ぶ
業者さんのスケジュールには、午前8〜9時からスタートする「午前便」と午後2時からスタートする「午後便」というものがあります。
多くの人が午後は新居での荷物整理の時間に使いたいので「午前便」の方が人気があるのです。
なので人気がない「午後便」を選ぶと、これも値下げ対象になります!
お一人様でしたら荷物も少ないですし、午後便でも十分に荷解きの時間が残りますので、これも単身引越しの時に使いやすいと思います。
(3)交渉は1人でやらない
わたし自身、単身の時は1人で値下げ交渉してしまったのですが、やはり身内や友達に付き添ってもらって一緒になってやってもらった方が大きく割引きしてもらえる可能性が高まります。
というのも、ひとりだと、すぐに疲れてしまうんですね。
例えば、上で紹介したように「平日にするので安くしてください!」とお願いできたとして、業者さんがその条件を受け入れてくれた後に、さらに「午後便にするので安くしてください!」とお願いするのは、すごくタフじゃないとできないと思います。
だって、すでに1個条件を飲んでもらっているのですから。
その時に、親や友人、恋人にお願いして「午後便にするから安くして!」って言ってもらえると、すごく楽なんですよね。
あと、その人が引越し経験者であれば、自分の体験から上手くいった方法もわかっているだろうし良いことづくめです!
できるだけ値下げ交渉の時には誰かに付き添ってもらいましょう。
引越し業者から値下げしてきた場合は?
訪問見積もり時に、営業の方が空気を読んで向こうから値下げをしてくる場合があります。
例えば、1社目に訪問見積もりに来た業者に対して、「今日はこの後、あと2件業者が来ます」と言ったとします。
そうすると、1社目の業者としては即決で決めてもらって、あとの業者には断ってもらいたいと考えます。
なので、最初の金額を提示してみて、それに対するお客の反応が渋いと感じたら、こちらから交渉せずとも業者の方から値引きされた額を提示し直してくることもあります。
その金額が妥当で納得がいけば、そこで契約を決断してしまってもOKだと思います。
ですが、業者としては、まだ余裕のある料金を提示してきている可能性もあるので、念のため、再度値引き交渉してみるのも手です。
ただし、「もう限界ギリギリです、これ以上は無理です」とはぐらかされることも多いので、そこでさらに攻められるかどうかは、こちらの性格にも寄ってきます。
交渉が苦手な方は、その言葉を信じてしまうでしょうし、強気で1円でも安くしたいという方は、そんな言葉は営業トークだと思って、どんどんと強気でいけるものです!
1社目の業者に対しては即決を逆手に取って値切ろう!
上記でも書いたように、1社目に訪問見積もりに来た業者は、絶対に即決を迫ってきます。
業者:即決で決めてもらえたら、いくらまで安くします!
というような営業トークが使われますね。
その場合、次のように返すのが有効です。
「即決で決めますので、さらにいくらまで安くしてください!」
これで、かなりの確率で希望金額まで値下げできると思いますので、有効に活用してみてください。
最初に提示された金額に満足できる場合でも値引きした方が良い?
上記の話と関連しますが、訪問見積もりで営業の方から最初に提示された金額に対して「この金額ならOKかも」と思ったとします。
その場合は、
- そこから交渉した方が良いのか
- 即決してしまった方が良いのか
どちらなのでしょうか?
それはもちろん、値引き交渉は必ず1回以上はした方が良いです!
なぜなら、最初に提示してくる金額は、その後の値切り交渉を計算に入れて言ってきている金額である場合が多いからです。
つまり、そこから2回くらいは値引きしても赤字にならないくらいの余裕を持っているわけですね。
たまに最初の金額で納得する方がいるので、その場合は引越し会社的にはラッキーで、だからこそ厳しく値引きしてくる方がいてもある意味バランスが取れているわけです。
ですから、よっぽど資産に余裕があるお金持ちでない限りは、最初に提示された金額から1回は値引きを交渉してみることをオススメします!