独女がサカイに決めた理由はパンダ
結婚を機に、
- 自分が一人で住んでいた賃貸マンションから
- 夫の分譲マンションへ
の引越しが決まりました。独女として最後の引越しです。
1人暮らしが長くなっていたので、少しずつ物は増えていましたが、いつも意識していることがありました。
それは「自分1人で動かせる物だけを買う」ということです。
家具は小さなものばかり
例えば、タンスも自分の背よりは低くて、動かせるサイズを限度としていました。
そして、鏡は大きな姿見に憧れていましたが、細いスタンドミラーで我慢をしていたのです。
運べない物といったら、
- 冷蔵庫
- 洗濯機
くらいです。
このように、単身でいる知恵といいますか、いつも引越しを身軽にできるように考えていたという感じです。
今回の引っ越しも、夫と私の仕事の休日が異なるため、私は一人で引越し作業です。
そして、私は独身だったということもあり、とても忙しく仕事をしていた時期で、帰宅時間も同日中には帰れないほどだったのです。
サカイ引越センターに決めた理由
そんな中、今回はサカイ引越センターさんだけに見積もりをお願いしました。
その理由は一つ、段ボールのパンダがかわいかったから…
これは本当にそれだけの理由だったのですが、数社見積もりをとる時間的余裕もなかったこともあります。
サカイさんはCMもよく見るし、広告チラシもよく投函されていたし、アイキャッチのインパクトの強さだけでも十分なきっかけだと思いました。
見積もりに来ていただき、見積もり特典のお米をいただき感動しました。
ただ、どこの産地のお米かが当時はわからなかったのですが、喜ばれるインパクトのあるキャンペーンに、余計に親近感を覚えました。
1ヶ月半で引越し、準備が間に合うか…
サカイさんから段ボールや梱包資材をいただいて、1ヶ月半で引越しすることになったのですが、その頃の多忙さから、準備が間に合うかどうか、最初から自信がありませんでした。
仕事の予定は変えられないので「あとは要領よく当日までに仕上げるしかない」と、通勤時間中に段取りをいつも考え、忘れないようにメモをしていました。
特に、部屋で加入設置していたSECOMの解約は、営業の方に来訪していただいてのことになるので、早めに予約を入れておきました。
不要品はリサイクルショップを使って処分
引越しまで1ヶ月半といっても、毎日深夜帰宅の多忙な日々でした。
なので、「荷造りは要領よくやっていかないと追いつかない!」と思ってはいました。
ですが、実は、最初から心の中では間に合う自信がありませんでした。
細々したものが片付かない
私は大きい買い物はあまりしないのですが、細々とした、
- アクセサリー
- 雑貨
- 昔のノート
- たくさん増えすぎた本やCD
など、小さなものをたくさん持っていました。
それらを整理したかったのですが、時間がなくて、たくさん溢れている状態だったのです。
今度引っ越す先は、夫の自宅マンションですから、好きに広げてよいとは思えません。
収納も限られてきます。
この機会に、自分の不用品の選別をなんとしてもしていかないといけません。
また、夫の持ち物と重なってしまうものや、インテリアに合わないものは処分してゆかなければなりませんでした。
とても有効だったリサイクルショップの利用
まず、一番最初にしたことは、本とCDをブックオフに持ち込んだことでした。
これだけでも、かなりスッキリしましたが、まだまだ足りません。
そこで利用したのがリサイクルショップです。
- 洋服
- 靴
- バッグ
- 売れそうなアクセサリー類
は、近所のブランド・リサイクルショップにもっていきました。
家具も売りました
そして、リサイクルショップに持っていけなかった、
- ダイニング・テーブル
- チェアー
は、家まで見積もりに来ていただき、引越し後にピックアップしていただくように交渉しました。
ダイニング・テーブルとチェアーを後で引き取ってもらうようにしたのは、このマンションは後に売却に出す予定でしたので、内見時に座る場所があると便利と思い、残しておくことにしたのです。
売れなかった、
- 洋服ラック
- デスクトップ用のパソコンラック
は無料で引き取ってもらえたのもありがたかったです。
別途に処分するとなると有料になりますからね。
引越し業者にもお願い
冷蔵庫と洗濯機は夫のもの小型でしたので、私の物を使い続けることにしました。
なのでリサイクルショップに売ることができず、夫の物も私の物を持っていくまで家に置いておかなければなりません。
そこでサカイさんにお願いしてみました。
引越し先で、サカイに夫の物を下取りしてもらうことにしたのです。
これも別途に廃棄するとなると有料ですからね。
心を鬼にして処分しよう
気に入って使っていたもので、
- 棄てるには心元ないし
- かといって新しい家には持ち込めない
というものは取っておきたい気持ちもわかりますが、次またどこかで活躍してくれることを期待して、リサイクルショップへ引き取ってもらうのがとても有効です。
この際、売値にはこだわらないことがポイントです。
向こうも商売ですから、高くは買い取ってくれません。
洋服などは、ブランドものでないと本当に値が付きません。
ですが、少しでも高く引き取ってもらう工夫としては、綺麗にクリーニングやアイロンをかけ、美しく(見えるように)たたんで、ブランドものの紙袋などで持参するのです。
気持ち程度かもしれませんが、お店での印象は変わるな、と感じました。
次回引越しの為の手作りチェックリスト
転居に伴う様々な手続きは、抜けがないようにチェックしながら進めるしかありませんね。
- 住居転出届、印鑑登録は区役所へ
- 郵便局で郵便転送届けを提出
- 水道、ガス、電気の停止は引越し日が決まったら電話連絡
などを思いついたらすぐメモを取り、時間をあけて区役所などへ赴きました。
銀行や携帯電話の登録、住所変更は、インターネットでできるところもありますが、店舗に行かないとできないところもあります。
携帯電話の窓口は自宅の近所でしたので行きやすかったのですが、銀行は住宅ローンを組んでいたからか、窓口まで赴かなければならず、それが近くではなかったので面倒でした。
当時は、クレジットカードの住所変更届も、電話をして変更用紙を送ってもらい、記入捺印して返送するという感じで、確認しながらの作業でした。
現在は銀行もクレジットカードも、すべてネットで登録事項が変更ができるところが増えているので便利になりました。
作業のチェックリストを自作しながら進める
今回の引っ越しは、私にとっては2回目ではありますが、1回目の引っ越し時にどのような手続きをしたか、メモなどとっておらず、全く学習していませんでした。
なので、引越し手続き作業リストのようなものを持っていなかったので、とても要領は悪かったと思います。
今からでも遅くはない!
と思い、次回引越しの為に、思いつくまま自分で手帳に項目をどどんどん書いて、チェックリストを自作していきました。
上記のような、
- ネットで変更可能
- 店舗に行く必要あり
などは、業者から貰える「やることリスト」には書かれていないので、やっぱり自作が一番役立ちます!
超多忙中の荷造り作業は深夜に
この頃は仕事が超多忙で、帰宅はほぼ毎日深夜、土日の休みもありませんでした。
ただ、残業で遅いと翌日の午前中の出勤時間は比較的融通のきく仕事場だったので、帰宅後に夜な夜な持ち物の不用品選別を少しずつでもやっていました。
ですが、仕事の後は疲れてしまって、はかどりません。
しかも、昔のノートや、しまいこんだ細かいものなどは見返してしまい、想い出にふけったりして、時間がどんどん経って夜明けになってしまいました。
とは言え平日の午前中に活動できたことはラッキーでした。
- 通勤前にリサイクルショップへ持ち込んだり
- 不燃ごみの日に間に合うようにゴミ出しをしたり
できたのです。
普通のサラリーマンとかで、活動できる時間が深夜のみですと、色々と不便なことが多いと思います。
あっという間に引越しの前日に
そして、あっという間に、引越しの前日になってしまいました。
ご想像の通り、そして自分でも予感したとおり荷造りは完了していません。
ちょうど潔く断捨離ができない時期だったようで、結果的に潔く棄てられないのに取捨選択しようと時間をかけてしまい、全体的な箱詰めが終了できなかったのです。
そして当時の趣味だった、アンティークの食器やワイングラスなどは、次の生活で使えるのかわからないのに、後生丁寧に一枚一枚クッション素材で包んでテープで留めていたので、本当に時間がかかってしまっていました。
引越し前日も遅い帰宅で、徹夜で箱詰めをしていました。
朝方に業者さんが到着しても、ガムテープでまだとめてるありさまでした。
サカイさんに無理なお願い
サカイ引越センターさんは、タンスの中の物も全部段ボールに入れるように言われていましたが、何とかお願いして破損の保証はしないという約束で、そのまま運び出してもらいました。
運び出しが終わり、引越し先の夫のマンションには電車に乗って移動し、現地で業者さんと待ち合わせです。
三味線を所有していたので大事に持って移動したのですが、最寄りの駅から思ったよりも距離があり、徹夜での徒歩はけっこうきつくて、タクシーに乗ればよかった…
と後悔しながら、頑張って歩いてやっと到着しました。
なんとか終了した今回の引っ越しは、反省だらけ
引越しは無事に完了しましたが、積み上げられたパンダマークの大量の箱には圧倒されてしまいました。
荷ほどきは余裕を持ってできるでしょうか…
引越しは人生の貴重な節目となりますから、チェックリストを活用して、余裕を持って準備に臨むべきだと痛感しました。